麻の中の藪
- Yuda.1.Blord
- 2021年9月27日
- 読了時間: 3分
お久しぶりです。Yuda.1.Blordです。
実に3ヶ月ぶりの更新です。
久しぶりついでに音楽的な話をしましょう。
本日、2021年9月27日、RED SPIDER名義で「麻の中の藪」という曲がリリースされました。
前々からチェックしていたというわけではなく、たった今、RED SPIDER ジュニアのZUMZUMチャンネル見てたら知ったというわけで、即ダウンロードしたわけですが。
曲のレビューだけでは面白くないので、すこしだけ僕の知る限りのRED SPIDERについてお話したいと思います。
2000年前半くらいにROCK CITYというアルバムを聞いたのが最初でしたね。
大阪のレゲエサウンドで、MINMIや三木道山といった、既にメジャーデビューして全国的にレゲエが流行っていたときで、大阪のレゲエというのはまた関東とは違った毛色があって、当時はよく聞いていました。
その中のジュニアのすごさはそれからだいぶ空いてというか、ホント、ズンズンチャンネル大好きなんだよね。
今まで曖昧だったレゲエ知識と、当時の記憶がリンクして、時間経って正解がわかってく感じというか。
そんなRED SPIDERの所属するカエルスタジオの創始者である社長、麻芋さんが今から約2年半前に亡くなった。
その追悼の思いを込めて作った曲というのが「麻の中の藪」というわけです。
タイトルをつけたのはAPOLLOらしいです。
曲の構成は
verse1 MINMI
hook1 MINMI
verse2 Natural Weapon
verse2 APPOLO
hook2 MINMI
verse3 KIRA
verse3 BES
hook3 MINMI
verse4 Kenty Gross
verse4 三木道山
hook4 MINMI
この構成は、ジュニアが考えたんだろうなと思いますね。
最後の締めを社長と同世代である三木道山に任せる辺りや、hookと最初のverse1がMINMI。
他のverseを8小節ずつ2人で分けてるのにMINMIは丸っと16小節。繋がりの深さを感じます。
いい曲だなって思います。オケがズンズンで配信されてた鬼滅の刃の映画ver.のダブと同じ曲で、ジュニアはいい歌系のオケ作るのうまいなって思います。
家族やシングルマザーのオケとかも好きです。
ジャパレゲに合うというか。RED SPIDERはとがったところが個人的に好きですが、こういう曲もできるという部分にスキルの高さを感じます。
ジュニア個人としても、葬式で弔辞を読み、号泣し、弔辞も書いてきた文が涙で見えなくなり、途中からアドリブで話したそう。
そういう人が死ぬってどういう感情なのか、その人へ向ける曲を作るってどういう感情なのか。
興味深い。
自分にはまだそういう経験がなく、想像するこたはできても、そんなのは偽物の感情でしかない。
書きたいけど書きたくない。
もし自分なら、書くことができるのだろうか。
自分にとって大切な人が死ぬというのは。
自らすすんで絶対に経験したくないことです。
ジュニアにとっては、職場の上司、世話になった人。親のような存在だったと
きっついな。自分の親が死んだとき。
その気持ちを歌にするってのは。もちろん音楽スタジオの社長で、音楽で生きてる人たちとしては、書かなきゃいけない。歌にしないといけない。歌にして、天国で聞いててほしい。
そんな浅いもんじゃない感情があったのかなと思います。
もうずいぶん詞を書いてない。
また書きたいって思えるんだろうか。
Comments