不徳のギルドはエロコメディなんかじゃない!
- Yuda.1.Blord
- 2022年12月28日
- 読了時間: 2分
アニメで知って、原作を漫画を読んで、ハマる。
これは最近のパターンとしてはかなり多く、もはやルーティンと言ってもいい。
不徳のギルド。
残念ながらアニメだけでは、エロ要素強めなただのコメディとして完結してしまったが、最新10巻を読んだ感想としては、これはただのエロコメディなんかじゃない。
はっきり言って名作。
まだ10巻であることを踏まえ、今後が楽しみな作品である。
自分が最初に、お?と思ったのは、アニメの最終話の、ヒロインひたむきの真相が明かされたシーンである。
ただのコメディであるなら、ひたむきはちょっと頭の弱い可愛くてエロくて、ドジっ子属性のキャラであるが、それらの起こす行動全てに意味があったこと。
そしてそれはキクルパーティーのメンバー、全てに言えることなのだ。(おそらくメンバーだけではなく、重要キャラ全て)
ギャグにしか見えない、どうでもいいようなシーンが全て伏線だった。
この衝撃は、10巻までギャグ漫画だと思っていたハコヅメ以来の衝撃である。
相当な数の作品を読んでいる自信がある自分にとっても意外だった。
これは、ただのエロコメディ漫画じゃない。
そう思うに十分だった。
9巻で、主人公キクルの謎が少し明かされ、実はスキルと呼べるものの一切が使えないことがわかる。
それにより、ただのギャグ漫画ではなく、キチンとした設定のもとに設計された世界観があることがわかったのである。
9巻のエース対決は作中屈指の名シーンである。
しかし、なんといっても今は10巻がヤバすぎた。
過去最強の強敵。ネームドモンスター、マスラオウとの戦い。決着である。
読み合い、駆け引き、そこに至るまでの経緯。
もう全てが最高でした。



最後は、名前にもあるように
北斗の拳、ラオウの最後のオマージュでしょうか。
強かったマスラオウ。
ここにもまだ明かされてない伏線があります。
どうやらただのギャグ漫画じゃねーぞと、10巻まで読んだ読者は100%気づいたことでしょう。
ここから明かされていく世界に、もう目が離せない。
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