ハドソン川の奇跡
- Yuda.1.Blord
- 2019年11月27日
- 読了時間: 3分

名画と言っていいんではないでしょうか。そんな完結感が最大の感想でした。文句なし、いい映画です。
しかもこれ、実話っていうんだからやばい。
予告編でかなり気になってて、ブラックフライデーでprime videoで96円でレンタルして観ました。
まぁ、ブラックフライデーがなんなのかあんまりわかってないんですけどねw
内容はというと、離陸後高度も上がりきっていない中、鳥衝突でエンジン二基が故障。
機長のサリー(主人公)の判断で空港に引き返すのは不可能と判断。
ハドソン川への不時着を試みて、乗客155名、全員を生還させることに成功。
しかし、史上例のない大胆な不時着に、保険会社やその他の機関から異を唱える者も。
155人の命を救った英雄は自宅に帰ることも出来ずに、容疑を審議にかけられる。
コンピューターのシミュレーションや、飛行機のデータを算出し、空港に戻らなかったサリーの判断を追求する…
こんな感じでしょうか。
結果論として、命は助かったが、機体は損傷し乗客の命を危険にさらした事実があり、40年のベテランパイロットが、その200秒ほどの判断が正しい判断だったのか。
まさにプロフェッショナルな男ですよ。
緊急時って、その人間の真価が問われると思います。
34歳。僕も今までそれなりに「緊急事態」というのを、多くはありませんが経験してきました。人間のいいところも悪いところもよくわかる。
それが緊急事態です。
僕らの世代は、3.11の大震災を大人として体感しています。
インフラが止まり、あなたはなにをしましたか?
平日の昼間ということもあり、大半が家族と分断された状態での事態でした。
我先にと逃げるやつ。水や食料を大量に買い込むやつ。
ただただ事態を傍観してるやつ。
このときに、緊急対応としてなにか出来た人は何人いたでしょうか。
ときどき思うんだけど、家族のことを優先的に考えるのは当然だと思ってますが、それを「自分優先ではない」「俺は人のために尽くしている」と、思いあがってる勘違いをしている輩がいます。「家族」親でも子供でも。
それは自分と同じではないでしょうか?
自分の家族のことしか考えていないなら、それは自分のことしか考えていないのと同じではないでしょうか。
だから、緊急事態に家族の為に大量買いをし、他人が慌てふためく姿を静観し、結果として買い占めにより、買えなくなる人がいても考えたりしない。
緊急事態で僕が目撃した多くの人がこれでした。9割くらいがそう。自分の妻もそう。
いつもと違う生活にストレスやいざこざが起こり、喧嘩に発展することも。
緊急時って、それほど大変なんです。
まぁ、人間なんてそんなもんですよ。
サリーが自分のことしか考えられない人間なら、155人は全員死んでたってことですよ。
サリーは、最後の一人になるまで飛行機を降りませんでした。逃げ遅れた人がいないかを必死に捜索していたからです。
そんなことした人、何人いますか?あなたはしましたか?
僕は社会にも他人にも興味がない人間ですが、緊急時には役に立つと思ってます。
話が映画からずいぶんズレた気がしますがw
この映画はオススメですよ
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