たまごサンド
- Yuda.1.Blord
- 2021年12月13日
- 読了時間: 3分
今日はキャンプの話ではなく、ちょっといい話をしようと思います。
今朝の話です。
仕事で今日はひとりで会社の軽トラでまわっていました。
各現場に行く前にコンビニに寄って、コーヒーとたまごサンドを買いました。
僕はパンよりごはん派なので、菓子パンやサンドイッチを食べることはあまりありません。
たまたま、今日はそんな気分だったのです。
たまごサンドだけに。
なんの変哲もない至って普通の。可もなく不可もない。
まぁ普通においしいたまごサンドを食して運転していたのです。
そういやー「四月は君の噓」の主人公のコウセイは、たまごサンドが好物だったな。とか。
コウセイっていやー、ガウの子供の名前もコウセイだな。とか。
そんな誰もが考えるような、至極当たり前のことを考えながら運転してました。
子どもの頃は、よく食ったな。
おふくろが弁当に入れてくれてたな。昔は好きだったな。そういや、なんて。
こう見えて、僕は自炊もします。
キャンプ以外でも。基本的にはたいしたものは作らないけど、夕飯はほぼ自炊です。
自分がたまごサンドをつくるなら、スーパーでたまごサンドの中身だけみたいなのも売ってますからね。それ買って食パンに挟むか、とか。
でも、そんなの昔は売ってねーよな、、、
冷凍食品とかも、今ほど種類もないし、、、
たまごサンド作るには、まずゆでたまご作って、殻剥いて、潰して、マヨネーズ、あとからし?だっけ塩コショウ振って、、、
けっこうめんどくせーな。
お湯沸かして冷やしてからじゃないと殻剥けないし。
実家で洗い物が次の日まで放置されてることなんか見たこともない。
僕は作るのはわりかし好きなほうですが、洗い物が嫌いで、よく次の日の朝にやったりしてます。一人分だからたいした量ではないんですがw
うちは三人兄弟だ。
小学生の頃から、欠かさず朝食はでていたし、それが当たり前だと思っていたけど。
家を出て、結婚して、いろんな家や人の話を聞いて、
ウチみたいな家もある。
だが、わりと少数派だったことを知った。
元嫁1号も2号も、平日の朝に朝食をつくったことなんか数えるくらいしかない。
いや、1号は違ったか。当時つくるのが当たり前だったと思ってた俺は手抜きされてると勘違いしてた。
朝食に菓子パンやコンビニのおにぎりがでてきたことも、冷凍食品がおかずの弁当がでてきたことも、俺の記憶ではない。
作ってあるのに、ギリギリまで寝てるせいで食わずに学校行って、途中でコンビニのおにぎりやパン食いながら登校なんて、全然悪気もなくやってた。
これは俺が不良だったからってわけじゃないだろう。
けっこうみんな普通にやってるんじゃないか?
親がいないやつは、コンビニのパンなんか普通だろう。
あるだけましなのかもしれない。
弁当だって、平気で残したり文句いったり、わがままいったり。
どれだけ苦労かけてきたんだ、、、俺は
自覚したら、泣くほど辛い思いさせてきたんじゃないかって気がしてきた。
一応、厳格な家に生まれて育った。
昔風情のかたい家だ。
聞こえはいいが、そこに嫁にいくって、今の時代とはわけが違う。
親父の帰りは遅かった。唯一の味方であるはずだが、帰ってくるのは22時や23時が当たり前。それが普通。当たり前だ。なんてとても思えない。
気軽に言っちゃいけねえ言葉だ。
俺は恵まれた環境で生まれて育った。
自由気ままに生きてきた。
反発した反抗した。
否定して批判して自己主張を貫いて生きて、生きてきて、今、生きている。
どれだけの言葉を並べても、今更謝っても、どんなに考えても、今からどんな努力をしたとしても、過去には戻れないし、やり直しはできない。
作ったものをおいしいと言ってもらえると嬉しいが、文句を言われたり、残されたりすると悲しくなる。
そんな当たり前の話。
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